仕事でもプライベートでも、一番課題になりやすいのが人間関係。
・上司が気分屋で機嫌が悪いと理不尽なことを言われる
・同僚がプライベートに首を突っ込んでくる
・全く興味のない自慢話をダラダラ聞かされる
こんなとき、「面倒くさい・・・!!」と嘆きたくもなりますよね。
どんなときでもうまくやっている人の謎
ただ、時々、どんな相手ともうまくやっている、
達人みたいな人もいるのが事実。
彼らは一体、何をしているのでしょうか??
実は、彼らも特別な人なわけではないのです。
イヤな思いもしているし、面倒くさいと感じてもいる。
あなたと彼らが違うのは、
たった1つのことを意識しているかどうかだけ。
今回は、「面倒くさい・・・」の上手な対処法をお伝えします。
面倒くさいときと感じるときに起きていること
そもそも、面倒くさいと感じるとき、
大きくわけて2つの要因があります。
人の目を気にしている
自分が思っていることをそのまま表現できずに、
変に思われないようにするという
緊張状態に自分をおいて、負荷をかけています。
ネガティブ感情を抑えている
時にはネガティブ感情が吹き出ることもありますね。
人の目を気にしつつ、感情コントロールもしないといけない状態になり、
思っている以上に心のエネルギーを消費してしまうのです。
たった1つの意識したいこと
では、どんなときでもうまくやっているように見える人は、
一体何を意識しているのでしょうか?
彼らが意識しているのは
自分が大切にしたいことと
相手の状態/言動/行動が
どのようにズレているか
です。
例えば、上司が気分屋で機嫌が悪いと理不尽なことを言われるケースでは
私はできるだけ、いつでも穏やかに相手に接したいけれど
あの人は、自分の感情を素直に表現することがいいと思っているのかな。
私は理不尽だと感じるけれど、
あの人の中では、率直な意見なのかな。
私には機嫌が悪いように見えるけれど、
今日はいつもと違うことあったかな。
というように。
3つのいい変化
「自分と相手のズレ」を意識することで、いいことが3つあります。
自分が大切にしていることを認識することで、
自分を邪険に扱わずに済み、
無駄なエネルギー放出を抑えられます。
相手の本当の意図を読み取ろうとし、
あなたが相手を真に理解しようとしていることが伝わると
自然と態度も軟化しやすくなります。
ズレを認識しようとすると、
違いが明確になるので、
程よく距離を取り、割り切って接しやすくなります。
人間関係が面倒くさいな、と感じたら、
一旦、少しだけ相手のことを脇において
「自分は本当はどんな状態でありたいのかな?」と、
自分の状態に焦点をおいてみることを
始めてみてはいかがでしょうか。