コミュニケーションの苦手を克服するコーチ
清川絹です。
今日お伝えしたいのは、
「苦手意識は信じてはいけない」ということです。
信じてはいけない理由は簡単で、
本当に興味のないものには、
人は苦手意識を持たないから。
苦手意識を2つの側面で捉え直してみます。
未発達領域としての苦手意識
社会人になると、背景にある経験を考慮することなく、
いきなり「即戦力」となり「結果を出す」ことを
求められることがあるかもしれません。
でも、まだ経験の浅いことが、上手にできないのは当然です。
経験が浅いこと、慣れていないことについては、
「苦手」とラベルを貼って敬遠する代わりに、
「まだできない」自分の現在地を、率直に認めて、
成長のために何ができるかを考えられるといいですね。
(*プライドや自己弁護が発動して案外難しいですが!)
強みの裏側にある苦手意識
こだわりを持ったモノづくりが強みだとしたら
スピード感をもった作業が苦手かもしれません。
きちんと主張できることが強みだとしたら
相手の話を聞く機会を逸しているかもしれません。
新しいことへの挑戦を楽しめることが強みだとしたら
多くのリスクや負担を引き寄せやすいかもしれません。
周りの人とのチームワークを築くのが強みだとしたら
目的志向の考え方や主導力を発揮しにくいかもしれません。
強みの裏側にある弱みについて、苦手意識を感じている場合は、
強みの方に視点を移動したいですね。
苦手意識から強みに気づく
苦手意識の背景には必ず「成長できる領域」や「強み」が眠っているとしたら
あなたの苦手の背景には何が眠っていますか?
苦手だと感じる=気になっているということは
何かあなたの成長のきっかけになるヒントがあるはずです☆