
最近、これからの世界は「本質が問われる時代」と言われていますが、
今日は「一体、本質ってなんだ?」と立ち止まってみたいと思います。
広辞苑の定義では・・・
あるものをそのものとして成り立たせているそれ独自の性質。
例えば、動物を動物たらしめている性質。本性。
実体、現象の対義語として背後または内奥に潜む恒常的なもの
という記載があります。
たくさんいる人間の中で、
「その人をその人たらしめている独自の性質」と読み変えたとき、
あなたの「本質」はなんですか?
本質が問われる時代に意識すべきこと
これからの社会では、
売り物が形のないサービスであれば、サービス提供者の本質が、
商品であれば、他の類似製品と比べた、商品の本質が、
あるいは、会社としての本質が、
「相手に伝わること」が求められるということですね。
そのためには当然ながら、
人に見える、伝わるカタチになっていないといけない。
では、この目に見えない「本質」を相手に伝えるために、
できることはなんでしょうか?
相手に「伝わる」本質
今、本屋さんに行けば、
「コーチング」や「コミュニケーション」の本が平積み。
セミナー業界では、
「チームビルディング」や「自分らしいリーダーシップ」が話題になっていることからも、
自分で「本質」を理解する自己認識や
それを「伝える」コミュニケーションが注目されていることがよくわかります。
本質を相手に伝えるプロセスを、3つのステップで表してみます!
- 自分で意識化する
- 他者/他社との違い(差)を理解する
- 受け取ってほしい人が、受け取りやすい、
目に見えるもの(言葉やビジュアル)に変換する
これって、実はめちゃくちゃ難しいですよね・・・
本質的であることの意味合い
「その人をその人たらしめている独自の性質」である「本質」ですが
ある意味「同質」な世界では、
横並びであること、みんなで何かを達成することが求められ、
個人主義はなかなか受け入れられません。
本質的であることは、
今までの世界では、より大きな所属体における
共通点を認識するための意味合いが、
これからの世界では、横並びである状態から脱却する
差別化ポイントとしての意味合いが強くなっていきそうです。
差別化ポイントとしての「本質」、
かなり難易度が高い実感あるので(笑)
次回に見つめていきたいと思います。
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